神の雫

あらすじ

ソムリエ見習いの紫野原(しのはら)みやびは、知ったかぶりのお客の間違いを指摘し、その客を怒らせてしまった。しかし、その客の連れとして来ていた神咲雫(かんざき・しずく)のみごとなデキャンタージュによって救われる。実は彼は世界的に有名はワイン評論家、神咲豊多加(かんざき・ゆたか)の息子であった――。神の気まぐれが生み落とした“一本のワイン”を巡る、罪深き人間たちの物語が始まる。

著者 : 亜樹直

姉と弟が共通で使うペンネーム。ともに東京都出身。姉は1958年生まれ。本名・樹林ゆう子。フリーライターとして複数の著書がある。90年代前半からは弟とともにマンガの原作者として活動。弟は62年生まれ。本名・樹林伸。早稲田大政経学部卒。87年、講談社に入社して「週刊マガジン」の編集者をした後、99年に独立。小説も手がける。


これも学習漫画だ!推薦コメント

例えば、テロワールとはワインを作った土地と気候と製造者も含めた環境のことであり、それがワインの味を決める。ビンからデカンタにワインを移し替えるデカンタージュやその時の姿勢など、知らない者には一見気取ったように感じる様々な用語や様式には意味がある。ワインの世界はとても論理的で、分析的だ。一方で、感性や美意識が大きく作用するという点も魅力だ。作中での、ワインの味や香りを表現したイメージ画(口に含んだ瞬間に花畑が広がる等)はマンガだからこそのユニークな表現。ワインの世界の奥深さと美意識が伝わり、ワイン好きが、ワインに夢中になる理由がよくわかる作品。

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