あらすじ

秋の北穂高岳。登山中の中年男性・黒岩が、雪に足をとられて崖から転落、腕を骨折して動けなくなってしまった。山麓の警察署では下山時刻が遅れていることから、山岳遭難防止対策協会のボランティア・三歩に救助を要請することに。見かけは頼りなさそうな三歩だが、ヒマラヤや南米の山を歩いてきた経験豊富な救助員で…

著者 : 石塚真一

石塚 真一(いしづか しんいち、1971年 – )は、日本の漫画家。茨城県出身。アメリカの南イリノイ大学、同国サンノゼ州立大学在学中にロッククライミングの虜になり、日本に帰国後、その経験を元に『岳 みんなの山』を描き始める。2001年、『This First Step』で、第49回小学館新人コミック大賞一般部門に入選。『岳 みんなの山』で、2008年3月に第1回マンガ大賞を、2009年1月に第54回(平成20年度)小学館漫画賞一般向け部門、2012年12月に第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。


これも学習漫画だ!推薦コメント

山そのものの魅力、クライミングの魅力をあますことなく伝えてくれる本作だが、一方で畏怖すべき対象の山の姿も容赦なく描いており、そこを含めた山の魅力を深いところで訴えているような作品だ。この作品をきっかけに、人間は自然とどう向き合うべきか?という根本を考えてみるのも良いだろう。また、作中で描かれる山岳救助を通じて、生きること、死ぬことと正面から向き合い、自分自身に問答しつづけるような極限状態になぜ人は向かっていくのか?なぜ人は山に登りたくなるのか?ということが山登りをあまりしない人でもなんとなくわかってしまうような魅力のある作品だ。

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