あらすじ

イブニング新人賞出身の新しき才能が『美醜』をテーマに描く衝撃作!! 二目と見られぬ醜悪な容貌を持つ少女・累(かさね)。その醜さ故、過酷な道を歩む累に、母が残した一本の口紅。その口紅の力が、虐げられて生きてきた、累の全てを変えていく――。

著者 : 松浦だるま

松浦 だるま(まつうら だるま、1984年 – )は、日本の女性漫画家、小説家。神奈川県横浜市在住。苗字は本名、「だるま」というペンネームは、小学生の頃に語感のみで決めたもの。


マンガ大賞おすすめコメント

「美醜に対する深すぎるコンプレックスを起点に、人間のあらゆる業を掘り下げて描いている力作。
己の醜さへの絶望、美しい人間の傲慢さへの憎しみ、外見によって態度を変える他者への軽蔑、舞台上での恍惚…かさねが抱くあらゆる感情が突き刺さる。
絵の完成度も非常に高く、今後が楽しみで仕方がない。」

「こちらも昨年も推薦しました。3巻で少し話しの展開に不安を感じたのですが、4巻では新たな登場人物として累と対をなす野菊が現れちょっとまた面白くなりました。お互いの素性を知らず惹かれあう二人の少女が真実を知った時、やはり待っているのは破滅でしかないのでしょうか。できれば累には幸せになってもらいたいです。」

「天才的な演技ができる主人公が、舞台に立つ喜びを得る・・というと、けなげな美しいストーリーが浮かびそうだが、ここにあるのは「女の業」。
美醜問題や、邪魔者を消す、など、目的を達成するために、手段を選ばずに生きていく主人公が、いつか破滅するのか、でも破滅してほしくない、と思いながら読み進める。
主人公を悪だと言い切れないのは、やはり女だからなのか。続きが気になる作品。」

「怖いのが苦手な私ですが、表紙の美しさに負けて手に取ったら思ってたより怖くなかった!これは女性にたくさん読んでほしいなあ。手に取るきっかけの一つになるといいなと願いを込めて。あと、小説もすごいです(むしろ小説がすごい!)。」

「読みながら、その情念で本を重く感じました。やさしいところに逃げこまず、ぶれずに醜さを描ききってくれていっそすがすがしい。こういう漫画は久しぶりです。」

「相手を陥れてまでも女優の道を極めんと活躍する累の姿に、何とも言えない後ろめたいような快感がある。
コンプレックスについて触れる作品は多いけれど、より深く本質に近いところをエグッてくる作品。」

「それぞれの設定はファンタジーだけど、舞台とか、テーマがとにかく良い。
主人公が完璧な顔を(時間限定で)手に入れて、元から持つ演技の才能を発揮するのだけど、そこで感じる物悲しさというのが主人公も、またその顔をかすキャラクター(女優など)もどちらもが得なければならない。
そんな悲しみが物語全体を包んでいる。」

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