家栽の人

あらすじ

▼第1話/ポトス▼第2話/カラジューム▼第3話/ポインセチア▼第4話/ユズ▼第5話/コブシ▼第6話/タンポポ▼第7話/桜桃▼第8話/マルハチ▼第9話/サボテン▼第10話/ザクロ  ●登場人物/桑田義雄(緑山家庭裁判所判事)  ●あらすじ/父親が高裁の長官であり、自身も将来を嘱望される身であるにも関わらず、“家裁”にこだわり栄転を拒否したことのある桑田。そして、暇さえあれば裁判所の周囲の植物に会いに出かけたり、世話をしたりする彼を変人と言う者もいる(第1話)。▼ある日、桑田の元に持ち込まれたのは離婚した夫婦の子供の親権問題。お互いに権利を主張する両者に「子供の幸せは争って与えるものではない」と諭す桑田。もと夫婦は桑田の言葉によってもう一度やり直そうと考え始める……(第3話)。

著者 : 毛利甚八

毛利甚八(モウリジンパチ)は漫画原作者、著作家、写真家。男性。
大学卒業後、雑誌のライターを経て、1987年より「家栽の人」の原作を手がける。その後も少年事件や裁判員制度についてメディアで積極的に発言し、非行少年の更生を支援する活動をつづけた。2015年に食道がんで死去。


これも学習漫画だ!推薦コメント

一般的にマンガではキャラクターが極端な人物が描かれがちだが、この作品の主人公はいたって地味でふつうの人だ。そして、やさしい心の持ち主。このやさしさが絶妙で、こういう大人になりたいなと思わせてくれる理想像を示している。TVドラマや小説に取り上げられない人たちが、マンガで描くことによって、生き生きと輝きを放つ好例だろう。また、作中では、家庭裁判所の人がどういう風にして人々を救っているのかが描かれている。こういう職業もあるんだ、こういう職業も魅力的なんだと気づかされる作品だ。

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